「ひらくPCバッグ」を使い始めて2年7か月、もう他のバッグに後戻りできなくて、ついに2つ目を買ってしまいました。
なぜ2つも買ったのか、どこがいいのか、「ひらくPCバッグ」を持つと生活がどれだけ心豊かなものになるのかをレポートします。
「ひらくPCバッグ」とは?
『みたいもん!』というレビューブログなど多方面で活躍されている いしたにまさき さんがプロデュースされたバッグです。
使う人の視点に立って、機能的で使いやすく、独創的な製品になっています。
販売ページで紹介されている特徴を大まかに要約すると、次のようになります。
- 使うときに中身にすぐアクセスできる「ペン立て」みたいなバッグ
- 全面が半分開いて、どこに何があるのかがすぐわかり、必要なものにアクセスしやすい
- 形が二等辺三角形で、倒れにくくて安定しやすい
- 体にフィットする設計なので想像以上に重さを感じない
- ビジネスにもカジュアルにも使えるデザイン
驚いたのは、結構使われているということ。
ある田舎町に住む知り合いに出会ったら、「ひらくPCバッグ」を持っていました。しかも、1人だけじゃなくて2人も。
その町は過疎化・高齢化が進んでいて、人口2万人ぐらいです。販売店は少なくて主にネットから買うことになりますので、そんな中で2人も持っているというのは、けっこう浸透している方だと思います。単純に見積もって1万人に1人は愛用している計算です。
使えなくなって実感した不便さ
一番のポイントは、「時間の節約」と「集中力アップ」
「ひらくPCバッグ」が手放せない一番おおきな理由は、中身が一覧できて、探す手間と時間が大幅に節約できる、ということです。
2年7か月、ほとんど毎日のように「ひらくPCバッグ」を使っていたら、ファスナーが破損してしまいました。
修理に出すと4週間ほどかかるようでした。
仕方がないので、しばらくの間は、前に使っていたエースの普通のビジネスバッグを使うことにしました。
でも、普通のビジネスバッグを使うのは、3日でギブアップしました。あまりにも使い勝手が悪すぎたのです。
普通のビジネスバッグの最大の問題は、モノを探すときにすごく時間がかかるということでした。
あまりにもバッグの中でモノが見つからないので、ずっとイライラしていました。
普通のビジネスバッグはたくさん収納できるかわりに、ポケットとか内側の仕切りが多いです。
それが逆効果になって、財布とかスマホとかをどこにしまったかがわからなくなる事態が頻発しました。
しまう場所が多いと整理しやすいように見えます。でも、実際には混乱のほうが勝っていました。
最初にしまう場所を決めておいて、毎回ルールを厳格に守るようにすればいいのでしょうが、気まぐれな私には無理でした。
それに、「サイフはここ」「スマホはここ」という感じで定位置を決めておいても、やっぱり探しにくさは変わりません。かばんの奥深くにしまい込まれることになるので、手探りで触ってみたり、しっかりと見ることが必要でした。
その場所にモノが入っているのがわかりにくいということは、入れ忘れたりなくしたりした時に気づくのが遅れるリスクもあります。
「このままでは荷物のことで気が散ってダメになりそう」
修理が終わるまで他のカバンを使うという不便に耐えられなくて、すぐに2つ目の「ひらくPCバッグ」を注文しました。
改めて気づいた「ひらくPCバッグ」のいろいろな良さ
普通のビジネスバッグに本当にどうしようもなく我慢できなかったのは、「どこに何が入っているのか、あるいは入っていないのかがわからなくなる」という問題でした。
でも、「ひらくPCバッグ」から少し離れてみて、「入っているものが一覧できて、探す手間と時間が省ける」ということの他にもいいところが沢山あるなぁ、と改めて気づきました。
ほんの一例ですが、具体的には次のとおりです。
意外にたくさん入る
ノートパソコン、ノートパソコンの予備バッテリー、スマホ用のモバイルバッテリー、Kindle端末、折りたたみ傘、500mlペットボトル、財布・・・大きいものや必ず入れるものを収納しても、まだ1/4ぐらいは空きがあります。
断面が三角形なのであまり入らないような印象を受けますが、意外にたくさん収納できます。
疲れにくい
普通のビジネスバッグに比べて、身につけるのが楽に感じます。
これには理由がいくつかあると思います。
(1)本体そのものが軽い
何も入っていない状態だと800グラム。これがどのくらいの重さなのかは他のバッグとの比較になりますが、少なくとも私が使っていたビジネスバッグよりは200グラムほど軽いです。
(2)体にフィットしやすい設計になっている
肩紐の角度などが工夫されていて体にフィットするので、軽く感じます。
特に、肩紐には肩パッドがついていないのですが、これが意外に使い勝手がいいです。肩にかけて肩紐を前後にずらすことができるので、重心とかフィット感とか、その時にいちばん気持ちいいカバンのポジションを見つけやすいです。
(3)中身を常に見直すことで不要なものを持ち歩かなくなる効果
見た目以上にたくさんモノが入ることは事実ですが、それでも、タテヨコのサイズが同じ他のバッグより容量は少ないです。
一方で、カバンの中身は一目でわかりますので、自然に持ち歩くものを厳選することにつながります。
今は使わないようなモノがいつまでもカバンの中に残ることがなくなり、その結果カバンが軽量化することにつながります。
持つことの楽しみと満足感を与えてくれる
そのほかにもカバンが自立して倒れにくいとか、底面がビニールコーティングされているので汚れた床に置いた後でも水拭きできて清潔に使えるとか、いろいろな良さがあります。
でも、もしかしたら一番大きいのは、持つこと・使うことの楽しみと満足感を与えてくれることかもしれません。こんなふうにネットで熱く語らせたくなるような魅力を秘めているのです (^^)v
「ひらくPCバッグ」の、ここが残念
「ひらくPCバッグ」は便利で素晴らしく、ベストなカバンだと思いますが、それでも完璧ではありません。
惜しいなって思う部分もあって、改善をお願いしたいです。
たとえば、次のようなこと。
もう少しタテのサイズを長くしてほしい
私が使っているパソコンは、パナソニックのLet’s Note CF-RZ4です。10インチサイズなので充分に収まりますが、厚さ2センチありますので、スペース不足になりがちです。
そこへA4サイズの少し厚みのある書類を入れると、ファスナーが閉まりにくくなります。
これがファスナーに無理な力が加わって、つぶれやすくなる原因でもあると思います。
寸法はタテが26cmですが、もう少し、あと1cmでも、5ミリでも縦方向に長くしていただけると、だいぶ違ってくると思います。
持ち手をつけてほしい
つかめるところが肩紐しかないので、だらしなく肩紐を持つか、カバンを抱え込むしかありません。フォーマルな場面では使いづらいです。
床に置いたときに肩紐の取り回しにも困ります。持ち手がついていたら肩紐を持ち手に絡ませてきれいな感じになるのですが。
質感を高めてほしい
好みの問題もあると思いますが、値段の割に、質感がチープな感じがします。
同じ値段のビジネスバッグなら、ファスナー部分の「しつらえ」も含めてもっと質感のいいものがたくさんあります。
それでも「ひらくPCバッグ」は最高。応援しています!
「ひらくPCバッグ」はおしゃれだという人もいますが、その点については使う人次第だと思います。
でも、おしゃれに使える要素は充分に持ち合わせていると思います。
最初に選んだ色はブラック。ブラックはあまりカジュアルに使えない感じだったので、今回の2つ目はブラウンにしてみました。ブラウンだとダークスーツにも合うのでビジネスでも使えますし、カジュアルにも合わせられます。
ブラウンといっても、茶色には見えません。遠くから見ると、そう言われるとまあ茶色かな、という感じです。近くで見ると、黒地に白色がかすれたように入っていて、グランジ模様とでも呼ぶのでしょうか。そんな感じの色です。
ファスナーがつぶれた黒のバッグは、修理すると送料を加えて5,000円ほどかかるようです。
修理から帰ってきたら、ブラックとブラウンをTPOに応じて使い分けたり、ブラックのほうに本などを入れて家庭内でノマドライフを送りたいと思っています。広い家ではありませんが、場所を少し変えて作業をしたり本を読んだりするのに活用したいです。
「ひらくPCバッグ」の惜しい部分はありますが、自分なりに対策したり工夫して使いやすくしたりして補っています。
その様子は機会を改めてご紹介したいと思っています。
「ひらくPCバッグ」最高!
これからも愛用しつつ、応援していきます。
意味もなくイメージビデオなんかもつくってみました(^^)
「ひらくPCバッグ」はどこで買える?
直販している店は少なくて、主にネットで買えます。
Amazonで買う方法
2017年3月から、Amazonでも買えるようになったようです。
楽天で買う方法
これまでは、楽天で買っていた人が多かったのではないでしょうか。私もそうです。
商品レビューも1,400件を超えていて、満足度も5点満点で約4.5と、非常に高くなっていますね。
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