こんな人っていませんか?
(1)時間をかけて自炊(裁断した本をスキャナで読み取ってデータで保存)したのに、結局、たいしてそのデータを読まない人。
(2)電車で移動中に本を読もうと何冊も持って出かけるのに、結局、車内で寝てしまって、重たい本がダンベル代わりにしかならない人。
(3)となり町で安売りしていて、地元で買うより数百円安いからといって、わざわざ車でガソリンと時間を使って買いに行く人。
(4)中古パソコンを安く買おうと思ってオークションを毎日何度も見て調べるので自分の時間がなくなってしまう人(かえって高くつく)。
(5)ブログをつくるのはいいけど、設定ばかりに夢中になってしまって、肝心の記事を書く時間がなくなってしまう人。
(6)効率よく、うまくやろうと思っていろいろノウハウを調べて集めるけれど、集めただけで、結局実行しない人。
なんか、本末転倒でバカっぽいね。
でも、これ、ぜんぶ私自身のことなんです。
意識して改善したものもありますが、まだ完全に直りきっていないものもあったりします。
目的と手段が逆転していると気づいていても、ついついやってしまって反省することがあります。
このダラダラした感じからぬけ出すポイントは、「何をするか」ということより、「何をやらないと決めるか」じゃないかと思っています。
計画とか立てたり行動したりする時って、必ず「何をするか」という部分にフォーカスしてしまいがちです。でもそれでは、やることばかりに追い立てられて本当に大事なことに意識が向かないのではないでしょうか。
うまくいかない時は、意外にもその逆に注目してみるといいことがあったりします。
やらないことを決めることで、余分なぜい肉がそぎ落とされて、本当に大事なことが浮かび上がってきます。
[akiji]
さっきの例なら、こんな風に考えて行動を立て直せます。
(1)どうせ読み返さないのなら、自炊しなくても大丈夫
(2)電車に乗る時間は意外と短いので、本は厳選した1~2冊だけにしよう(or 電車内は割り切って構想を練ったり仮眠をとったりする時間にしよう)
(3)多少地元の店が高くても、移動の時間とコストを考えたらとなり町の店で買うのはやめよう
(4)多少お金かかってもいいので、オークションをダラダラ見ないで早く決めちゃおう
(5)ブログの設定なんて後で少しずつやったらいいんだから、まずは文章を書こうよ
(6)ノウハウのコレクションはその程度にして、まずは実行しようよ
【きょうの魔法の呪文】
「何をやらないと決める??」