たったこれだけのことで、喜ばれた
「あ! お父さんが『おひなさん』を出してくれたね」
妻の母親が我が家に訪ねてきて、飾られているおひなさんを見て、うれしそうでした。娘が生まれたとき、妻の両親が贈ってくれた雛人形を、ちゃんと活用しているのがわかったから。
娘がうれしそうでした。「お父さんが私のことを気にかけてくれているんだな」と思ってくれたようです。
それを見て、妻も嬉しそうでした。
別に、変わったことをしたわけではないです。
けれど、誰にも言われなくても、自分からやっておくことに意味がある。
私は、おひなさんを出す時期もしまう時期も、絶対にミスしない自信があります。
この時期に必ず出して、3月3日が過ぎたら、娘が「行き遅れないように」さっさとしまう。
そんな私の自信は、たった1つの工夫から生まれているのです。
記憶力不要、努力不要の簡単な工夫とは?
たった1つの簡単な工夫、それは、デジタルのカレンダーを使うことです。
Googleカレンダーとか、Yahooのカレンダーとか、スマホのカレンダーでもいいと思います。
毎日見るものならOKですし、リマインダーで通知が来るようにしておくとなおラクチンです。
そこに予定を入れて、繰り返し設定をしておくだけです。
たとえば、2月上旬に雛人形を出す時期をカレンダーに入力して、1年後に繰り返す設定をしておきます。
そして、3月3日には、雛人形をしまうスケジュールを入れて、繰り返し設定しておきます。
結婚記念日も、誕生日も、すべて1年後に繰り返し設定。
あとは、何もしなくても、その時期がくれば、自動的に何をするかを教えてくれます。
しばらく続けると、たったこれだけのことなのに、周りの人に喜ばれ、幸せの好循環が巻き起こることが実感できるはず。
こんな応用もできます
これは、おひなさんだけじゃないです。
息子の五月人形を出すタイミングとしまうタイミングもそうだし、次のようなことだって朝飯前。
・結婚記念日を忘れずに妻とお祝いする
・職場の部下や同僚の誕生日に「おめでとう」と言葉をかけてお祝いをする
・自分の親だけじゃなくて、妻の両親の誕生日に「おめでとう」という
・妻の祖母の命日に仏壇に手を合わせる
・古紙回収の日には必ず出す
部下や同僚の誕生日なんかは、プレゼントを渡さなくたって、覚えているということだけで喜んでもらえます。
でも、記憶力不要。努力不要。
最初に1回だけ、Googleカレンダーに「幸せのタネ」を仕込んでおくだけです。
あなたもぜひ試してみてください。