日記、手帳、ブログ、運動、呼吸法など人生にいいことをやろうとして手を付けても、続かない。
特に、毎日少しずつ積み上げていくような種類のことが、続かない。
なんとか改善したいと考えてきたのですが、最近やっと原因に思い当たりました。
習慣が続かない原因、それは「休日」でした。
これまでの行動パターンを振り返ってみると、休日にペースが乱れて、そのタイミングから中断していることがかなり多いことがわかりました。
特に、連休など長い休日を挟むと確実に影響が現れます。
無理な計画、過剰な期待感
休みの前には、「あれもやろう」「これもやろう」と、いろいろと思い描きます。
読書をしようとたっぷり本を準備してみたり、講座を申し込んでみたり、ブログの記事を書こうとネタを集めたり。
けれど、いざ休みになると、そんな計画通りには進まない現実に直面します。
摘み残しがたくさん出てきて嫌になります。
自己嫌悪に陥ります。
休み明けは敗戦気分
たとえば、3日間の休みなら、
初日は「まだあと2日あるので余裕」。
2日目になると「まだあと1日あるので挽回できる」。
最終の3日目には「明日までにはまだ時間がある」
という時間感覚になってしまいます。
平日にはコツコツ積み上げてきたことも、休日になると気分が大きくなってペースが乱れます。
下手に時間があると、かえって捗らないことさえあります。
そして休み明けを迎えると、気分はもう敗戦モード。
前の週に続いていた習慣も休日に乱れて、心理状況は最悪。
後悔と休み明けのブルーな気分とで次への行動のモチベーションが低下。
立て直せないまま忙しさの中で数日が過ぎ、気がついたら何を行動していたかさえ忘れて、習慣は断絶。
まさに負のスパイラルです。
「休日のワナ」を避けるには?
これから自分で人体実験をしますが、休日にワナがあるということを知っただけで、もうかなり先が見えたような気がしています。
いま考えてやろうとしている対策は次のとおりです。
- 休日に過剰な期待をしないこと
- 休日も習慣を淡々と続けること
- 休み明けに行動できるように手順書を準備する
どうなったか、結果は随時レポートしていきたいと思います。
最後に
こんな簡単なことに気付くのに何年もかかってしまいました。
ついつい自分がやってしまうパターンがあることに気付いたのは、先日、この本を読んでからです。
「ミーニング・ノート 1日3つ、チャンスを書くと進む道が見えてくる」
(著者:山田知恵さん)
読んだばかりなので実践はできてませんが、本を読んでいる途中で、ふと思い当たりました。
もっと早く読んでメモをつけるようにしていたら、こんなに何年もモヤモヤしなかったかもしれません。
この本では、「チャンスを記録し・活用する」具体的な方法が紹介されています。
そして、チャンスには3種類あって、中でも、心がネガティブに動く出来事「スパイシー・チャンス」にこそ、人生を大逆転させる大きなパワーが秘められていると説明されています。
今回、「スパイシー・チャンス」が出現するパターンを意識したので「休日のワナ」に気づけたように思います。