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怪しい「儲かる系セミナー」に潜入してみた

2つの約束を入れたら、間にポッカリと空き時間ができてしまった。
なにか時間つぶしがないかと、興味本位で「●●で●●万円儲かる」というセミナーに参加してみた。
いくつかあるイベント告知系のサイトから、その日のその時間帯にやっているものを探して、その中から選んだ。

無料のものは明らかに怪しいので、数千円の有料のものに参加してみる。

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潜入開始

狭いマンションの1室が教室になっている。
廊下にいても部屋の前に立つと音楽が小さく聞こえるので、会場かな、というのはそれとなくとわかる。
告知には「会議室」と書いてあったのに、ただの部屋じゃん!

名前を言って中に入ってみると、先客は1人しかいなかった。
20代の頼りなさそうなお兄さん。スーツ姿。
これは「サクラ」かもしれないと警戒。
ハメられないように。すぐに逃げることも考えながら着席した。

椅子はテーブルなしで3~4列ぐらい並べるのがやっとの部屋。
1列には、押し込んで6脚ぐらいが並べられる。
普通のこぢんまりした部屋なので、最前列に座ると演台が近すぎる。
この距離感に、ただただ圧迫される。

ようやくもう1人参加者が入ってきた。
これもまた、線が細い色白で頼りなさそうなお兄さん。
合計3人でスタート。

導入は、自己啓発系セミナーでもありがちのワークから。

司会者、スーツがあまりパリっとしていない。
この時点で、あまり儲かっていない感じがする。

「ブレインダンプ」という手法を使って、今日のセミナーに来た目的を順番に発言していく。5~6回ぐらい回して終了。
「ブレインダンプ」は、考えを次々と出していって、最後は絞り出すようなところまで出していくという手法。
次もまたブレインダンプ。自分が今日学びたいことをいっぱい出していく。
出された内容から、発言する人の考え方の傾向とか人物像とかも浮き上がってくるし、普段はやらないワークなので、これはこれで楽しかった。

内容としては、まずます

いよいよ講師登場。なかなかイケメンなお兄さん。
ファッションもIT系の実業家という感じで、好感度は高い。かなり「腰パン」だったけど。
でも、名前知らない。そういやセミナーの告知、にも誰が講師かというのは書いてなかった。

講師の説明は理路整然とわかりやすい。話に「オチ」はないけど。
参加者に経験度や知識の差があったけど、両方ともにうまくレベルを合わせて説明をされていた。

セミナーの内容としては、40点ぐらいかな。
「自動化」とか、「仕組み化」の内容に興味があって参加したけど、「結局、クラウドソーシングに投げるだけかい!」という感じで、発想そのものは大して新しくもないし、肝心なノウハウは、もっと奥があるように感じた。

でも、新しい発見はあったし、自分の世界は広がったのでよかったかな。

途中から入ってきた参加者は、すでに月20万円の利益を出していると言っていたし。それなりに有効なんだろう。

最後は司会者が出てきて、またブレインダンプ。
はじめの1歩として、きょう、帰ったら何をするかを順番に次々と出していく。
そして、最後には、隣の人に対して「●●します」と約束して終了。
気恥ずかしいぜ。

クロージングへ高鳴る鼓動

そして、やってきました。残り30分でクロージング。
「仕組み化」のノウハウを、さらに詳しく教えます。そのためには高額な講座に参加してください。

という話だと思って身構えていたら、

「会員制コミュニティにご招待。しかも無料」という話。
ただし、厳格な審査があって、本気の人だけ入れるらしい。

なんじゃそれ。
中途半端すぎて、思わず椅子からずり落ちそうになった。

フロントエンドからバックエンドへの導線がぜんぜんつながっていない。

唐突に、よく知らん実業家みたいな人の名前が出てきて、その人が主宰するコミュニティに参加しませんか、というオファー。
いろいろ事業をやっていたり、不動産投資でも利益を出して、とかの説明があった。本当ならすごそう。

そのコミュニティにはきょうの講師の人も参加しているらしいけど、唯一つながるのはそこだけ。

話がぜんぜんつながりが見えにくい。
コミュニティは無料だけど、参加したら、次々に高額のオファーが出てくるのだろう。

これに参加したい人、2人。
途中から入ってきた1人も含めて、合計4人の中で半数。
1人は最初から座っていた20代の兄さん。もう1人は、遅れて参加した月20万円の男。

興味がない人(色白の線が細い兄さん)は、警戒しているようで「見極めたい」ということだった。

このあと興味のある人だけ残されて、詳しい説明があるとのことだった。

次の予定もあったし、興味もなかったし、コワイお兄さんたちに囲まれると嫌なので、私はさっさと部屋を後にした。

はぁー(ため息)。
あのあと、最初から座っていた20代の兄さんはどうなったんだろうな。世間慣れしていない感じだったので、カモにされてるかもしれないな。
助けられたかもしれないと思うと、ちょっと心が痛かった。
でも、その兄さんも実はサクラかもしれないし、ま、いっか。

何が本当で、何が演出なのかがわからない。

あとでわかったこと、思ったこと

あとから講師と会員制コミュニティの主宰者の名前をネットで検索すると、コンビで怪しげな無料オファーをやっている人たちだとわかった。
たぶん、無料オファーもこの会員制コミュニティにつながっていくのだろう。

主催者が株式会社になっていたけど、そこの関係は全く話が出なくて、なにか怪しかった。
ペーパーカンパニーなんだろうか。

後になって考えると、遅れて入ってきた参加者はサクラかもしれない。実際に稼いでいる風な発言をしながら、会員制コミュニティにも参加したい意向を示していた。
意外に要注意人物かもしれない。

こういう勧誘方法もあるんだなと、これはこれで勉強になった。
セミナーの構成とか、ワークのやり方とか、クロージングのやり方とか、仕掛ける側の考え方とかも見えて、自分が怪しい系のセミナーをやるときには参考にしたいと思った
(やらないけど)。

次にまたこういう機会があったら参加するかと聞かれたら、答えはNoですね。
やっぱり、引き込まれそうで恐いから。

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